書くことが苦手な方が集まる講座

 

今日は、連休最終日。
みなさん、いかがお過ごしですか。

 

私は、本当はスポーツジムにでも行ってゆっくり過ごしたかったのですが、週明けから怒涛の日々になる予定なので、今日は少しだけ前倒しして仕事の日。

 

5/23に開催されるWebライティング基礎講座のテキストを見直していました。

 

この講座を前任者から引き継いで、私が担当させてもらうようになったのが、2014年4月ですから、3年目に入りました。

 

受講される方は、どちらかというと「書くのが苦手」で、「異動でWebの担当になった」という方が多い講座です。

 

お昼休み1時間をはさんで10~16時という長丁場の講座で、最後に「Webページ用の原稿を書く」という演習に取り組んでいただいています。

 

お話しすることが盛りだくさんのため、このための演習時間は短いと15分くらい、長くても20分くらいしかありません。

「たった15~20分でWeb用の原稿を1ページ分書くなんて、無理!」と思いませんか?

 

4ブロック構成のフォーマットに沿って書いていただくのですが、確かに4ブロックすべてを完成させることができる方は少ないです(少ないけれど、いらっしゃいます!)。

 

でも、大抵の方は、1~2ブロックは書き上げ、残りのブロックにはこんなことを書く予定、というところまでは決められる方が多いかな。

重ねてになりますが、「基礎」というタイトルの講座ですから、「書くことが得意」と思って参加している方はいらっしゃいません。

 

それでも、ここまで書けるようになるんです。

 

これは、なにも、私の教える力がすごいのではなくて、みなさんがもともと、それだけの力を持っている ということなんですよね。

 

おそらく、学校教育のなかで読書感想文などは書いてきたけれど、わかりやすく伝えるという観点での文章の書き方をきちんと習ったことがないので、「書くことが苦手」と思い込んでしまってるだけ。

そのため、書くことに対するハードルがとっても高くなっているんです。

 

でも、ちょっとしたコツや、書き方の手順を知るだけで、書くことに対する苦手意識が減って、自分が本来持っている力が出てくるので、すらすらと書けるようになるんだと思います。

 

書くことに対するハードルが下がれば、あとは、ガシガシ書いていくだけ。

 

お伝えしたことは、文章を書く場面なら、メールでも書類でも、どこでも使えることが多いです。
常に意識して書いていただければ、いろいろなものが自然と書けるようになっていくのではないかと思います。

 

私も、「書くことが大好き!」とか、「書くことが得意!」と思ったことはありません。
でも、今は、それなりに、書けるようになっていますから、それと同じだと思っています。

 

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