1996年7月1日に転職。
転職した広告会社でもらった名刺に「コピーライター」って書いてあり、その日から、私は「実験をする人」から「書く人」に変わりました。
いろいろあって半年後に「辞めよう」と決意。
「実験をする人」に戻ることにして、辞表を出したのに、そんな私に本気で文章の書き方を教えてくれる人が現れて・・・。
もう少しだけ「書く」を極めたくなったので、すぐに辞表を撤回して、そのころから「書く人」としての覚悟が決まったのだと思います。
(辞表を快く破り捨ててくれた当時の社長さんには、いまさらながら感謝しています)
気が付いたら、あれから丸20年。
かなり大雑把に振り返ると、前半は広告会社の社員として紙媒体で経験を積み、出産を機にフリーランスになってしばらくしてからはインターネット関連の色々な媒体で仕事をしてきてきました。
当初は、紙媒体は紙媒体、Web媒体はWeb媒体と、それぞれ別個のお仕事として携わってきました。
書くだけでなく、教えたり、営業みたいなことをしてみたり、「書く」にまつわることならなんでもやってきて、この数年は、紙媒体とWeb媒体が組み合わさったお仕事に携わることが増えています。
人生にムダはないなあ、と改めて思うわけです。
『新・名作コピー読本』
これはコピーライターになりたてのころ、上司に借りてよく読んだ本。
読むだけでなく、お気に入りの広告コピーを何度も書き写していたのですが、そのノートが見つかって、どうしても読みたくなって、古本で購入ました(もう古本しかないのです)。
21年目のスタートに、初心を思い出すために、パラパラめくってみようと思います。
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