効果的な情報発信のために覚えておきたい3つの数字

効果的な情報発信のために覚えておきたい3つの数字をご紹介します。

 

●1つ目は『3』

 

Webサイトを見たときに、私たちはどのくらいの時間で「読む・読まない」を判断していると思いますか?

 

答えは、約3秒。

私たちの脳は、たった3秒で、直感的に「読む・読まない」を判断しています。

 

つまり、第一印象がよいWebサイトは読んでもらえますが、第一印象が気に入らないと読者はさっさと別のサイトに移ってしまう、ということになります。

 

 

●2つ目は『7±2』

 

例えば、「93649361046825・・」のように意味のない数字の羅列を見た時に、みなさんは一瞬でいくつまで覚えられますか?

 

これは、認知心理学における有名な実験のひとつです。

この実験では、人が短時間で覚えられる記憶の容量が、7±2個の範囲に収まることが示されました。

 

この『7±2』は、マジカルナンバーと呼ばれ、私たちの脳が一度に認識できる情報量とも一致するのだそうです。

 

つまり、私たちの脳が一度に認識できる情報量には限界があるのですから、Webサイトに掲載する情報量は厳選する必要があるというわけです。

 

 

●3つ目は『20』

 

ハサミを取りに別の部屋に行ったのに、部屋に着いたら何を取りにいったのか忘れてしまった・・・こんな経験はありませんか?

 

なぜ、このようなことが起きるのかというと、脳の記憶を保持できる時間に限界があるから。

脳は、短時間に覚えたことを、20秒ほどで忘れてしまうのだそうです。

 

では、Webサイトで伝えたい情報を読者に長期にわたって覚えてもらうようにするには、どのようにしたらよいのでしょうか?

 

例えば、「覚えてほしい情報を繰り返し伝える」「心を動かす感動的な情報とセットで伝える」といった方法が有効です。

 

 

●まとめ

『3』は、「読む・読まない」を判断する目安

『7±2』は、短時間で記憶できる量の目安

『20』は、記憶を保持できる時間の目安

 

たった3秒で「Webサイトを読む・読まない」の判断し、たった20秒で忘れてしまう脳に、7つよりも多い情報を覚えておいてもらうために、覚えてもらいやすいように整理して、繰り返し情報を伝える必要がある、ということになるのです。

 

 

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